こんにちは!ミートくんです。
2018年頃にセキュリティトークンの取引所系プロジェクトBlocktradeのBTTトークンを買って気絶しているのですが、
こちらまだまだMiFID2のライセンスの取得段階です。
BTTトークンのBurnの仕組みが引くくらい激しいので、仮にBlocktradeのメンバーが増えたら引くくらいBurnされるよね!
とう話を以下のブログ記事でお話しました。
今回、Blocktradeにちょっと進展があったので、ご紹介したいと思います。
スイスのCyptixという会社が、Blocktradeを買収
動画でも解説してみましたので、ご覧になってください。
ニュース記事はコチラ
→ https://www.finews.com/news/english-news/37769-swiss-fintech-acquires-digital-asset-platform
今回、Blocktradeを買収したのはスイスのツーク州に拠点を置くCryptixという会社です。
Cyptixは企業にブロックチェーン技術を導入するサポートするようなコンサルみたいなビジネスをしている会社。
特に決済系に力を入れているみたいで、中小企業に仮想通貨を導入する事を目標としているみたいです。
リーガルサービスやITサービスの他にマーケティングサービスもやっているみたいで、コンサルって感じですね。
Cypto ValleryやSwiss Finance startupのメンバーになっていますが、正直よくわかりません。
アメリカの会社だったらニュースやら情報開示やら結構あるのでリサーチがしやすいのですが、スイスは市場がよくわからないので、企業の中身はよくわからないのが本音です。
今回の出資で、Cyptixは2019年末にMiFID2のライセンス申請をして投資会社として活動したいそうです。
MiFID2のライセンスを取得すれば、MTFとして運営できます。
MTFというのはアメリカで言うところのATSで、日本で言うところのPTSみたいなものです。
いわゆる私設取引所や代替取引所というやつで、証券取引所以外のところで企業が取引所ようなビジネスを提供するやつですね。
日本だと私設取引所はSBIとチャイエックスが行っていて、夜間取引とかが特徴です。
MiFID2では、MTFに取引前の開示要件と取引後の開示要件など運営者に厳しいルールを適用しているんですよね。
株式だけでなく債券とかその他の金融商品にも規制が適用されているので、このライセンス取得に向けているわけです。
Blocktradeを買収しちゃえば、Cyptixのパートナー企業にBlocktradeのサービスを利用させることが可能なんだとか。
cyptixはさらに投資会社としてのライセンスを取得した後は、セキュリティトークンによる資金調達を
中小企業向けに導入するサービスも提供するそうです。
まぁ、確かに企業に特に決済系のブロックチェーンを導入させる上でCyptixがインベストメントファームとしてのライセンスを取得して資金調達させれば、容易に導入しやすくなりますもんね。
ビジネスの幅は大幅に広がりそうなライセンスの取得に感じます。
今回の買収では、Blocktradeに今後もそのままビジネスを行わせて、人員を増員する事が目的みたいです。
飲み込みってよりは、サポート的な意味合いと自社のビジネスにとっての相乗効果っぽいですね。
いっぽうのBlocktrade側も
『有望な人材をすぐに増員してくれるみたいだ!ライセンス取得に一歩近づくぜ!』
と、喜んでいます。私も喜んでいます。
BTTトークンのワンチャンについて再び
本当、こっからは夢物語なんですが、BlocktradeはBTTトークンというトークンを発行していまして、
ほぼ上場していなくて取引量もスカスカです。
万が一、BlocktradeがMiFID2のライセンスを取得して、
Blocktrade取引所が機関投資家にも利用されるようになれば、BTTトークンはどんどんバーンされていって、価格が上がるメカニズムなんですよね。
というのも5,000万トークンしかなくて、今2.3円とかなんですよ。
仮に機関投資家が1社でもBTTで支払いするだけで、1か月に25,434トークンもBurnされるんですよ。
一般会員が100人一気に登録するだけでも73,760トークンのBurn。これが毎月起きるわけでしょ??
もちろんBurnされていけば価格が上がっていくので、Burnされる数量はどんどん減っていくに決まっているのですが、ワンチャンありそうで面白いなー。
そーゆーの好きだなー
と思っているわけです。
『機関投資家がわざわざBTTトークン買って会員になったりするの??そんな価格変動あるトークン買わなくない??』
という懐疑的な人もいるかと思います。
私も最初はそうだったんですが、最近ファンドとやり取りしていて、VCのニュースなどを見ていてそのあたりの疑問は解決されました。
まず、ステーブルコイン使っています。
どこぞやの力の無いICOプロジェクトとは違って、ETH受け取ってそのまま溜め込んだりとかはしていません。
ステーブルコインを挟んで必ず受け取ったらすぐにステーブルコインに変えるようにして、なるだけフィアットと乖離しないようにしていますね。
だからBTT買っといて価格変動により会計の手間とかもしないです。
必要な時にステーブルコインでBTT買って、使うはずです。
次にVCファンドなども仮想通貨で支払う前例がだいぶでてきました。
例えば、アルゴVCファンドも約212億円調達しましたが、ベンチャーファンドはALGOで支払いを行っていましたしね。ドルよりもALGO使うように指示があったそうです。
カストディもだいぶ充実してきたので、企業や機関投資家が仮想通貨を決済手段としてファンドに拠出したり、
会費を支払う事に関してはだいぶストレス無く出来上がる経済圏がちょっとずつ確立されているんですよね。
だから機関投資家が会費の支払にBTTによる仮想通貨決済をするかどうか議論に関してはあまり心配していません。
Blocktradeはその名の通り大口の投資家を相手にしているので、もっとビジネス的に成功しないとユーザーを巻き込むのは大変そうですけどね。
個人的には盛り上がってきた段階でもっと大きな会社に買収されるなり出資されるなりしてほしいです。
今回、リーガル的な人材が多く入りそうなのでその点はかなり期待しています。
あとは銀行系やカストディ系と、広報ですよね。
まとめ
あと3年は気絶してみよう!
Blocktradeがただの決済トークンを利用している会社であれば、ここまでワンチャンを期待していませんでしたが
Burnの仕組みがあるので価格上昇のメカニズムはちゃんと入っているなと思います。
世の中に決済トークンたくさんありますが、やっぱり使われるだけじゃ価格なんて上がらないですよ。
ちゃんと『供給量が減る』『価値保全の動機がある』というどちらか、もしくは両方を満たしていないと駄目ですね。
BTTトークンは今の段階だと使われるかどうかもわかりませんが、
使われるようになって数量が減れば価格は上がるので、宝くじ感覚で保有しておきたいと思います。
早くMiFID2のライセンスを取得して欲しい。