こんにちは!ミートくんです。
最近、tZEROに関する残念なニュースが出ているので記事にまとめたいと思います。
私は投資家ですので、盲信的に「絶対大丈夫!」「必ず大丈夫!!」みたいにならないように中立的に企業の進捗を見れるようにしたいと心掛けています。
今のところtZEROはまだまだ始まってもいない段階だと思っているので、
ビットライセンスの取得、リテール証券会社との提携、資金調達ビジネスの進捗、BSTXの進捗によって今後どうなっていくかを判断したいと思っています。
というよりも上記の部分が進んでいかない事には価格にも影響ないですし、
期待感だけで価格が上がるのはバブルなので、収益の部分にも注目していかないといけないのでね。
OverstockとtZEROの代表、パトリックバーンが辞任
FOXニュースにも辞任後に出演していますね。
パトリックが出した手紙によると、ヒラリークリントンの調査とロシアゲートの調査でパトリックがFBIの調査の対象になっていたんだとか。
そしてハニートラップを使って「アメリカに対する陰謀を企てた」として18か月間の投獄の判決を食らった
マリア・ブティナとパトリックが男女の関係にあったそうです。
それで疑惑の状態で、会社のCEOを務めていると会社にとって不透明感があるという事で、今回の辞任につながったそうです。
パトリックのメンターのウォーレンバフェットに相談したところ、
「会社やめて、今回の騒動を公にしろ!お前の命のためだ!」
的なアドバイスをしたそうです。
Overstockはいちはやくビットコイン決済を採用したり、パトリックにカリスマ性もあったので、
今回の辞任は残念です。
Makara Capitalが投資を見送り
シンガポールのMakara capitalが当初はGSR Capitalと共同でtZEROに110億円を投資する予定でした。
2019年の3月の段階だと4月頃という事だったのですが、
4月に入り「今だ交渉中」という発表に。
そして、8/25の収支報告会にて、「今の段階だとMakara capitalはtZEROに投資しない」という発表がありました。
これを受け手TZROPトークンの価格はだだ下がり。
STO価格は8~10ドルでしたが、昨晩売りが入り2.9ドルまで下がりました。(ボリュームは10,000枚)
連日のボリュームが2,000~3,000円だったので急増です。
数百万円で価格が上下するようなスカスカの市場なので、信用度はあまりありませんが、さすがに投資家としては胃がキリキリしてくるような内容です。
まとめ
パトリックの辞任とMakara capitalの投資見送りという残念なニュースをお伝えしました。
冒頭にもお伝えしたとおり、まだまだセキュリティトークンの売買というのは超黎明期なので、
今の段階だとまだまだ期待でしか会社の判断ができません。
資金調達プロジェクトの進捗やリテール証券会社との提携、ボストンオプション取引所と共同で行っている
Boston Security Token Exchangeなどが具体化されていって初めて価格に影響していくと思っています。
ベンチャー投資ですからね。
Medici Venturesは2億円でまた新しいブロックチェーン関連のKYC会社を買おうとしていますし、まだまだイケイケなんだなと思っています。
というわけなので、あと半年~1年くらいは気絶しておきたい思います。