こんにちは、ミートくんです。
生後1か月になる息子が可愛すぎて毎日デレデレです。
ハーフの子供は可愛いとは言いますが、うちの息子はどうやら世界一可愛いみたいです。世界一可愛いという事でもう決まったので、どうぞよろしくお願いします。
と、息子にデレデレしていたら、気づかぬうちにSecuritizeがFusangExchangeと提携していたので、
ちょいとまとめてみました。
FusangExchangeについて
ちょっとこの会社について詳しく知らなかったので調べました。
・2015年創業
・初のライセンス取得しているデジタル証券取引所らしい
・自社のセキュリティトークン発行してるらしい
・香港でカストディのライセンス持ってるらしい
・Point95 Globalという会社と提携
・Proxicoinが1番最初に上場するらしい
という事がわかりましたので、まとめておきたいと思います。
ライセンス取得してる
FusangExchangeはマレーシアのラブアン島にてライセンスを取得しているそうです。
ラブアンと言えば、アジアのタックスヘイブンとして有名でネットでお金を稼いでいる方なんかはラブアンに法人を設立してマレーシアの中心地に住んでたりしますよね。
法人がどんなに稼いでも年間60万円くらいの税金だとか。
そんでもってFusangExchangeはラブアンのラブアン金融サービス機構(Labuan FSA)にて取引所としてのライセンスを取得しているそうです。
まぁ先進国のバリバリの金融規制だとデジタル証券の証券取引所とか難しいんでしょうけど、タックスヘイブンとなるとちょっとげんなりしちゃう感は否めないですね。
とはいえ、「アジア初のライセンス有のデジタル証券取引所」という事です。
ここでのポイントはSTOってのは広い意味で証券をデジタル化したものでの資金調達なわけですが、FusangExchangeは公募での形の資金調達ができる、いわゆる「IPO」を推進するって事です。
公募と私募ってのは全然違いますから、そのあたりはご注意を。
ちょうどSBIもシンガポールに新会社を設立して、デジタルアセット関連事業をやるとか、国内でのSTOセカンダリーマーケットをなんやかんやとか言ってますので、アジアでも動き出したという感じです。
https://jp.cointelegraph.com/news/sbi-will-establish-new-entities-for-digital-asset-in-singapore
自社のセキュリティトークンを発行している
FusangExchangeは2020年3月に自社のデジタル証券(セキュリティトークン)を発行しています。
FusangExchange自体は元々ビットコインやイーサリアムの売買もしていたそうです。ファミリーオフィスとしてのビジネスからスタートしたそうですが、2年ほど前にデジタル証券の分野に参入したんだとか。
シンガポールの30年以上続く資産会社のPortcullis GroupがFusang Groupの姉妹会社ですね。
ようはこのPortcullis Groupからスピンオフしてできたのが、Fusang Group的な感じです。
FusangExchangeはプレIPOのラウンドで約4億~6億4,000万円ほどの資金調達を行っていて、2021年にIPO予定みたいです。
現在のラウンドは1.5ドルでIPOは2ドルを目標。
既に8億円ほどの資金調達を完了させていて、58,880,487枚の証券をイーサリアム上に発行しています。
イーサリアム上に発行されたアドレス数を確認すると46人(団体)で8億円ほど投資している形になりますね。
→ https://etherscan.io//token/0x5498c8ab3c04de12aba7fe46da31e6336e40dc98#balances
個人的には英語圏の企業しか詳しくリサーチできないので、FusangExchangeの会社に投資したいです!なんて連絡貰っても困るのでご遠慮ください。
投資したい場合はzoomでオンライン打ち合わせできるみたいなので、通訳用意してやればいいんじゃないですかね。
あくまで事実のみを書いているブログです。
香港でカストディのライセンスを持っている
カストディに関してはもう説明不要かと思います。
Fusang Groupは2019年9月に香港にてカストディのライセンスを取得していて、顧客のデジタル証券を安全に預かれるという事だそうです。
機関投資家がデジタル証券市場に参入する上でカストディがいかに大事かってのはここでは省略します。
この香港のカストディのライセンスがどれほど取得が難しくて格式があるかどうかはミートくんにはわかりません。
専門の先生にお問合せください。
Point95 Globalという会社と提携
香港に拠点を置くPoint95 Globalという会社と提携しました。
この会社は2017年に仮想通貨のOTCやら取引のサービスを開始していて、2019年2月にはアメリカのSilvergate銀行も参加しているそうな。
主に仮想通貨のOTCサービスからデジタル証券の売買、そしてマーケットメイクの業務も始めたそうです。
今回、Fusang GroupがPoint95 Globalと提携した理由はデジタル証券の取引所のマーケットメーカーとしてPoint 95 globalが機能するそうです。
tZEROもBOXとの協業をSECに提出した件で「マーケットメーカー増やしましょう」と宿題を出されていましたが、
証券取引所がちゃんと機能するにはマーケットメーカーは必須でして。
マーケットメーカーがちゃんと売買しないと板スカスカになっちゃうので、証券取引所が機能するためには流動性の提供者が必要なわけです。
Point 95 Globalは流動性の提供者として機能をするというわけです。
この提携時にはアメリカのProxicionの発行体であるPCN Mediaとの提携も発表されました。
PrixicoinがFusangExchangeの最初の扱いセキュリティトークンになるそうです。
Proxicoinはライアンカヴァノーという有名な映画プロデューサーが立ち上げたコインで、
香港のCentral Wealth GroupとStep Venturesから約110億円を調達したプロジェクトです。
映画やテレビシリーズへの投資を一般の人でもできるようにしようみたいなプロジェクトですね。
このProxicionがFusangExchangeに上場するという事で決定しています。
まとめ
SecuritizeがFusangExchangeと提携したとの事なので、ちょっと色々と調べてみました。
私はSecuritizeのシード投資家なのでSecuritizeの企業価値が上がってくれる事だけを考えていますが、
今後Securitizeを通してデジタル証券を発行した企業が、「アジアでも上場できるぜ!」と魅力を感じてくれると良いですね。
ざーっと調べただけなので、情報に間違いがありましたら教えてください。
Securitize Japanさん。