こんにちは、ミートくんです。
私はセキュリティトークン推しなので基本的に仮想通貨にはあまり興味がなくなっていて、
価値の保全としてゴールドと同じような顔立ちを帯びてきたビットコインか、
アメリカの適格投資家のみにセールした一般人が買えないHashgraphとか、供給量が減っていく決済トークンくらいしか買っていません。
Algorandは持っていないのですが、Algorandの普及に向けたアルゴVCファンドが212億円もベンチャーファンドから調達している様子を見て、こりゃ調べてみない事にはならんだろう!
という次第なのです。
アルゴVCファンドに関しては以下の記事をご覧ください。
Algorandとは?
Alogorandはゼロ知識証明を考えたマサチューセッツ工科大学の教授が立ち上げたブロックチェーン
ゼロ知識証明を考案したのは、シルビオ・セルゲイ氏。この人ですね。
Algorandは「ボーダーレスな経済圏」を目標に立ち上げられたプロジェクトです。
2016年には論文が出されていて、2018年2月には4億円以上をエクイティで調達していて、2018年10月には65億円以上をエクイティで調達していますね。
2019年6月にはトークンセールで65億円以上を調達。
うーん。エクイティで投資したいものですね。
冒頭でお伝えしているALGOの普及を目的としたファンドは2018年12月に設立しています。8か月かけてVCから資金調達しました
Algorandは真のProof of Stakeということで、許可なしのパブリックなブロックチェーンだけど、スケーラビリティも何十億人が使ってもも大丈夫とかで、めちゃくちゃ安全なんだとか。
Algorandはブロックチェーンの3つの課題である、セキュリティ、スケーラビリティ、分散化を解決するとのこと。
Algorandのトークンセール
さき程も述べた通り、Algorandは2018年の段階だと会社の株式の資金調達をやっていまして、70億円近くを株式で資金調達しているんですね。
だから投資家としてはAlgorandの将来性にかけるのであれば、Algorandのエクイティ(株式)を買っておきたいところなわけですが、
もちろん一般人がこういた未公開企業に投資するためにはネットワークを築いて、VCファンドとかと仲良くなって
直接、会社のピッチデック聞いて、英語で投資契約書交わすような高いハードルがあるわけですが。
話がそれました、すみません。
AlgorandはALGOのセールを2019年6月に行いました。
セールはダッチオークション形式で行われました。
ダッチオークションとは?
通常のオークションとは違って、売り手が価格を高めに設定して、どんどん値段を下げていき最初に買い手がついた価格で売る事。
オランダで始まったのでダッチオークションと呼ばれる。
って事は考えたことなかったけどダッチワ〇フってオランダ発祥なの??
2,500万ALGOが2.4ドルの価格が販売されました。
Algorandの意向としてはオークション参加者が全員同じ価格で購入するという事とALGOの価格決定に関してはAlgoran側ではなくで、市場によって決定するという目論見があるそうです。
こちらがALGOのダッチオークションの解説動画ですね。
10年以上前にアメリカの大学でミクロ経済学を勉強した時のことを思い出しました。
ALGOのセールは約3時間ほどで完売。
つまり参加者は2.4ドルの価格で2,500万ALGOを購入したという事です。
オークションは1度だけではなく、何度か開催されるみたい。
で、何故この価格になるのかは私にわかりません。
ちょっと興味深いのはALGOのオークションに参加した購入者は1年間「返金ポリシー」があるそうです。
まぁでも1年後に7日以内ってのがちょっと気になるのですが、まぁ通貨は価格変動があるので7日ルールを設けているんですかね。
返金の条件は以下の通り。
〇縛り
Algo基金がALGOを売った場合
〇条件
オークションでの価格が1ドル以上の場合、購入価格の90%で買い戻し。
オークションでの価格が1ドル未満の場合、オリジナル価格より-0.1ドル。
現在の供給量は約2.8億枚なのですが、オークションで2,500万枚売って、市場で流通しているのが2.8億枚だとすると
オークション参加者は何故買ったの?と個人的には思うのですが、なぜか買ったのでしょう。
ウォレット開設者を開設して25ALGO入れた人には総数で2億枚のALGOをバラまくリワードシステムもしているので、
需要よりも供給の方が多いイメージがありますね。
→ https://algorand.foundation/stakingrewards
爆発的にALGOに需要が入らない限りは価格上昇は望めない気がします。
市場に3億枚出回和っているので、100円上がるためには300億円の新規資金が入ってくる必要がありますね。
現在が100億円くらいの時価総額なので、一気に300億円は入らないのかな。しかも300億円が入ってALGOに買えた分が「ロック」されないといけないので、純粋に300億円ってわけにもいかないですもんね。
うーん、投資対象ではない。
まとめ
買わない。
買わないからといって完全に無視してしまうのは投資家としてフラットな視点に立てないので、今後も注目したいと思います。
簡単な経済学のお話でしか物事を考えていませんですし、理論通りに進むわけでもないのですが、
供給量が増えていってもドルみたいに利用される場が増えて価値を帯びていくのであれば、当然価格は上がっていくんでしょうね。
100億円くらいの規模なので、通貨としての役割を本当に果たすのであればまぁ上がる余地はあるんでしょうけど。
これがけ成熟した円、ユーロで1,300~1,500兆円くらいでしょ。
仮想通貨のALGO単体で円の1,000分の1ほどの供給量になるとは考えられないしなぁ。1兆円だとしても、5年後供給量が100億枚あるので・・・・うーん、よくわからない。
マジでよくわからないので、誰か教えてください。